『無題』どの曲をとってみても、映画のシーンと完全にマッチしている。
特によくできているな、と感心したのが「偽りの再生」だ。
幼児期まで退行し、母に守られているという万能感を得ることで復活しようとするアスカに対して現実は再び試練を与える。そして「空しき流れ」のシーンで根拠無き万能感は破壊される。まさしく偽りの再生だったのだ。
ほとんど個人的解釈だが、こういった庵野氏の深い精神世界の表現をサントラを通して理解していく作業が面白かった。