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Tales from Earthsea (Earthsea#5)

「ゲド戦記」第5話原著 ネビュラ賞5回、ヒューゴー賞5回をはじめ、全米図書賞やニューベリー賞など、数々の賞を受賞したアーシュラ・K・ル=グウィンは、過去最高のファンタジー/SF作家のひとりに数えられる。ル=グウィンの最高傑作といえば、力強く美しい文章と奥深い想像力で紡ぎだされた『Earthsea Cycle』(邦題『ゲド戦記』)だろう。このシリーズは、J・R・R・トールキンの『Lord of the Rings』(邦題『指輪物語』)3部作やジェイン・ヨーレンの『Chronicles of Great Alta』と並び、現代ファンタジーの最高峰にふさわしい高尚な雰囲気を漂わせている。『Earthsea Cycle』は、『A Wizard of Earthsea』(邦題『影との戦い』)(1968)、『The Tombs of Atuan』(邦題『こわれた腕輪』)(1971)、『The Farthest Shore』(邦題『さいはての島へ』)(1972)、ネビュラ賞を受賞した『Tehanu』(邦題『帰還』)(1990)、そして本作『Tales of Earthsea』(邦題『ゲド戦記外伝』)(2001)で構成されている。 『ゲド戦記』を未読の方は、本書から読みはじめないほうがいいだろう。というのも、著者自身が思いやりのある序文のなかで、『A Wizard of Earthsea』(邦題『影との戦い』)から読みはじめるようアドバイスしているからだ。どうしても 『Tales of Earthsea』(邦題『ゲド戦記外伝』)から読みたいのであれば、まずは序文と付録の「Description of Earthsea」(アースシーについて)に目を通してから、本書収録の短編5作(うち3作は書き下ろし)を読みはじめることをお勧めする。 幕開けの「The Finder」(邦題「カワウソ」)は、本書の3分の1を占めるボリュームで、長編にも劣らぬ力強さと奥深さを持っている。この物語では、才能はあるが半人前の若き魔法使いカワウソが、いまはもう見つからない島にたどりつき、ロークの学院を創立するまでが描かれている。「Darkrose and Diamond」(邦題「ダークローズとダイヤモンド」)は、魔法に背を向けた恋人たちの物語。「The Bones of the Earth」(邦題「地の骨」)では、老魔法使いとよそよそしい弟子が、どうにか力を合わせて地震を鎮める話。「On the High Marsh」(邦題「湿原で」)には、アースシーの賢人ゲドが登場し、かつて彼がローク島から追い出したきわめて危険な魔法使いと出会う。そして最後の「Dragonfly」(邦題「トンボ」)では、謎の女性がロークの学院を訪れ、男性しか魔法使いになれないという掟に挑戦する。「Dragonfly」は『Tehanu』(邦題『帰還』)の数年後が舞台で、『Tehanu』と『The Other Wind』(邦題『アースシーの風』)(2001年秋)の架け橋になる物語だ。--シンシア・ウォード

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