『「硫黄島からの手紙」とも比べて観たら面白いかも』
樋口監督や庵野監督も絶賛のこの映画、ようやくDVD化されて嬉しい限りです。
タイトルは重いが、そこは喜八監督の事、シリアスな中にも笑いがあり、杓子定規な「戦争映画」の枠に収まらない作品になっています。
主役級の俳優達は勿論のこと、それこそ名も無い脇役の最期まで丁寧に描いているのですが、「名も無い」彼らが何と魅力的であることか!!これは脚本の力ですかね。
それぞれの登場人物たちを追うだけでも何回も繰り返してみてしまえる。正に「買って損の無い」DVDです。
イーストウッド監督は絶対「沖縄決戦」を観ていたと思いますよ。